③1967年8月会社の盆休みいつもの4人のメンバーで、立山雄山、剣岳に行く、新宿11時45分発長野行き鈍行列車に乗りこむ、3泊のテント生活の食料と登山用品は20kg以上にもなったが若く体力もあるので何てこともない。大型のキスリングザックに食料、テント、等を積み込み駅の改札口を横になって通る”この様子がカニに似ているので【カニ族】と言われた”
高橋寛二 jn1vby
北陸本線富山駅に朝方到着、ローカル線に乗り継いで立山へ美女平からバスで室堂へ、此処から徒歩で雷鳥沢キャンプ場へ、真夏だが雪渓の上にベースキャンプを張る。
初日は霧の中、立山山頂雄山3,003mまで2時間30分の登り、アタックザックに必要最小限の非常食と雨具着替えを詰め込み出発、頂上近くでは時折強い風と小雨が横殴りに吹き付けるなかポンチョを着てひたすら頂上を目指す。
雄山 3,003mの頂上に立つ、此処には小さな神社があり祠がある。
大雪渓でピッケルの使い方、滑落の対処法、グリセードなどを教わった。
jn1vby
※此処に掲載したものは総て45年前のフィルムから画像を再現しましたので色彩が劣化しておりカビを修正しながら出来るだけ良い状態に再現しました昔を思い出しながら出来るだけ忠実に再現して記載しました。
グリセード
 
雷鳥の雛
2日目は別山へ、3日目は剣岳へ
3日目は剣岳へ向かったが生憎の濃霧で進むべきルートも見えず、登坂の途中”カラ-ン、コロコロ”遠くで落石の音・・・全く見えない、危険なので途中で登坂を断念下山した。
その頃、持っていた愛用のカメラはminolta srT101 ROKKOR-PF f1.750年を過ぎた現在も大切に保管している。
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③1967年夏、立山、剣岳へ