L1996年秋の白馬大雪渓 | indexに戻る | |
1996年10月この秋、露天風呂を楽しみながら紅葉に染まる白馬を下見が てら歩いてこようと計画した。 白馬八方温泉には町営の日帰り温泉施設が4カ所あった今回はみみずくの湯 に浸かり駐車場で野営した、下はみみずくの湯だ、湯船に浸かると眼前は白馬 三山と八方尾根だ何と素晴らしい眺めなんだろう。 |
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上の画像はみみずくの湯HPから借用しました。 | ||
翌日、白馬岳登山口の猿倉に向かって林道を走ること約3kmで堰堤がありそのそばに露天風呂”おびなたの湯”があった人気らしく今から入浴待ちの人々が並んでいた、車を降りて紅葉に染まる白馬三山方向をガシャ。 | ||
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猿倉荘(1,250m)に着いたら駐車場はまばらだった、山荘の横からブナの林を抜けて沢沿いの林道をひたすら歩く、白馬尻小屋までは約1時間30分の予定、紅葉真っ盛りでカメラをどこに向けても絵になる、但し当時はフィルムなので昨今のデジイチのようにガシャッガシャッとはもったいないのでやれない。 | ||
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やがて林道からはずれて急な階段状の登山道を登り詰めると大きな岩塊に「おつかれさんようこそ大雪渓へ」とペンキで書かれている白馬尻小屋に到着、だが既にシーズンオフで小屋は解体され建材はシートで厳重に覆われ風雪に耐えられるよう太い木材で重しをしてあった、此処から白馬雪大渓の取っつきはすぐそこのよう。 | ||
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白馬大雪渓の取っつきに、下ってきた岳人に聞くとケルンまではアイゼン無しでも行けるとのこと | ||
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今日はアイゼンを持ってきていないので安全に行けるところまででよい。何せ登ることより紅葉の景色が素晴らしい・絶景かな・々・ | ||
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大雪渓の中央を避けて石ころや土砂の際を選んで進むと登りやすい。 | ||
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勾配がきつくなってきた大雪渓の所々にクレバスがポッカリ穴を開けて居る、万が一滑って落ちたらお陀仏だ、穴の中を見たくなり近づいて中をのぞいたらゾーッとする、氷の穴奥は水の流れが速くけたたましい音だ。 | ||
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もう少し行ってみよう、秋の雪渓は硬く登山靴の先で雪の固まりを削り落としながら足場を作る、辺りは少しガスッて来たので今日はこの辺りで下山しよう、下りは靴底で雪の固まりを蹴り固めて降りればよいので少し楽チン。 |
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素晴らしい景色を堪能して下山、今度登るときは6本アイゼンとピッケルが必要と思った。 | ||
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猿倉からパジェロで白馬八方温泉まで戻り第二郷の湯の露天風呂で汗を流し東京の自宅へ。 | ||
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左の画像は白馬八方温泉公式HP”第二郷の湯”より借用しました。 | |
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