62-2015年8月安達太良山(やま)登山   indexに戻る
一度は登りたい私の田舎にある名山《安達太良山1,728m》、漸く実現しました。高村光太郎の千恵子抄から《あどけない話》 『智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ・・・』8月19日町田発でその日のうちに登るにはきつ過ぎる、前日は山麓にある名湯《岳温泉》に宿を取り翌朝安達太良山登頂をめざす事にした。
曇り時々晴れ、登山口の手前スキー場駐車場有(砂利)、此処に駐車してロープウエイ乗り場へ一般的なコース(右廻りで五葉松平・山頂・くろがね小屋・奥岳登山口に戻る)を廻る。
富士急行が運営する《あだたらさんロープウエイ》にて10分山頂駅に着く、此処で登山者カードを記入、さあ出発、高齢の我々夫婦はコースタイム×1.4倍で目標100分で山頂を目指す
関東の山と比較すると登山者は大変少ない。
程なく仙女平、此処から山頂までは70分の予定
赤い実が付いたムシカリ
所々岩場があるが程なく乗り越える
道標ははっきりしている
先に見えるのが山頂、地元では別名《乳首山》と呼ばれている
もう一息だ
山頂と思われる乳首の手前に《安達太良山1,700m》の標識、はて?ここが山頂か?イヤこの先のはず
山頂に至る梯子が見えてきた
高橋寛二
午前11時1,728mの山頂に立つ、祠が有り
可なり傾いた二等三角点
東北自動車道《安達太良SA》で買ったお気に入りの【ずんだもち】とおにぎりで昼ごはん、うまい!!
高橋寛二
頂上の下に下山して記念写真
下山、峰の辻へ
絶景!沼の平噴火口の向うに会津裏磐梯の秋元湖を遠望、噴火口は今でも猛毒の火山性ガスを噴出しているので立ち入り禁止、1996年9月にこの場所で火山ガス遭難事故があり4名死亡している。
下山はくろがね小屋経由だが道のりは遠い
くろがね小屋までは結構急坂になる、一服して振り返る
所々林道と旧道が交差、近道を選んで旧道に入ったのが災い泥濘、泥道の急坂と悪戦苦闘
無事、出発点に帰る
今回の行程図
心地よい疲れを感じながら実家のある笹木野まで高原ドライブ、途中で土湯温泉の共同浴場《こけし湯》で汗を流し実家へ、先祖の法要を行って帰った。
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