64-2016年8月夏の尾瀬ヶ原   indexに戻る
8月尾瀬ヶ原のツアーに参加した、5度目の尾瀬、今までは個人で行っていたが鳩待峠まで中型バスで入れる、弁当付き、宿は個室、ネイチャーガイド付き等好条件なので参加決定。
鳩待峠で昼食後13時30分登山開始 (実際は下り開始)
長い下り坂を50分、熊出没危険地帯に差し掛かる、注意書きと鐘が設置されていた 
山の鼻で休息・トイレ・水の補給を済ませて出発、いよいよ尾瀬ヶ原に入る、空も山も原っぱもきれい
見晴らしに在る小屋に向かう、池塘に映る燧ケ岳と紺碧の青空
大小多数の池塘
真っ青な空と高原の涼風が心地よい
レシーバーのイヤホンから聞こえるネイチャーガイドの説明で池塘を覗き込む
未草(ヒツジグサ)が咲いている、花名の由来は未の刻(午後2時頃)に花を咲かせることからヒツジグサと名付けられたと言われる、
燧ケ岳が青空にそびえる
今宵の宿【原の小屋】はもうすぐ
小屋着16時50分早速風呂に入り汗を流す《風呂は6人位は入れる、綺麗、石鹸ダメ》、入浴後待ちに待った生・でなく缶ビールで乾杯!くたくたになるほど歩いた後のビールは最高、今までの山小屋ではカレーライスが定番だったが思ったよりましでした
夕食後、星空観察などのイヴェントが始まるまでのひと時
翌早朝5時半、朝露散策
草原は早くも秋の気配、正面は至仏山
ネイチャーガイドの須藤さんが撮ってくれた画像を後日Mailで頂きました、右端が私共
熊が食い荒らしたミズバショウの群生地
ガイドの無線機に『鳩待峠から山の鼻コース内で熊・目撃!注意願います』の情報が入る、駆逐専門員が駆けつけ【動物駆逐用燈火】を発射させた様だ、辺りに硝煙の臭いが漂う中を小走りで通過した。ミズバショウの群生地で熊にとっては格好の食事処らしい。
昨年はこの地区での木の実が豊作で熊の個体数が増え出没する機会が増えたとの事、鳩待峠への帰路の途中我々の列のすぐ横6m程の笹薮の中に小熊が現れ騒然となった。笛を鳴らすも小熊は笹薮の中を右往左往、ネイチャ-ガイドの強者が奇声を上げて小熊を山中に追い払う、幸いにも親熊が現れず事なきを得た。
ガイドのスーさん曰く「多分親にはぐれた小熊でしょう、やがて来る厳しい冬の中では生きられないだろうね」。 尾瀬の厳しい自然の一端を目のあたりにした。
今回の尾瀬の旅は《NPO法人片品・山と森の学校の尾瀬自然ガイド》つきでレシーバーにより説明を聞きながらのトレッキングで今までになく充実した尾瀬の旅だった。
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