-1998年8月那須朝日岳茶臼岳登山

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1998年8月お盆休み、那須茶臼岳に向かう。何時もながら登山は早朝になるのでマイカーで野営することになる。夕方、那須湯本温泉の元湯で共同湯場【鹿の湯】に入る、昔懐かしい私の田舎にある”高湯温泉の玉子湯”に似ていた、\400を払って木造の廊下を渡る、壁には入浴の心得や注意書きがあった、男湯の戸を開けたとたん真夏なので熱気がすごい暑い、いつもの温泉とは勝手が違い洗い場の蛇口がない、勿論石鹸も無い四角の湯船が7個ほど、一番手前のぬるいお湯を汲んでざっと洗う、一番手前の低い温度の湯船に入る42° 43° 44° 46°と段々高温になり一番奥は48°、試に恐る恐る手先を入れてみた「アチッ!」火傷しそう、その48°の湯船に悠然と入っている猛者が居るのだ!信じられない!
湯上がりの火照ったまま湯本温泉街を散策、小料理屋で夕食。
下は明日の登山コース。
今夜は那須高原”峠の茶屋駐車場”で野営だ、真夏だが夜は寒い、持参の炭火コンロで焼き鳥をこしらえ、焼酎割りで良い気分、真っ暗な広い山中にはもう1台同じような野営組が居た。たばこを吸いながら良い気分で星空を仰いでいるとすぐ近くになにやら獣の目が二つ動く・・・、すぐさまVIDEOを取り出し高感度撮影、どうも狸のようだ、思わぬ出会いに嬉しくなり焼き鳥をちぎってその方向へ投げる、食べたのかどうかは分からないが暫くしたらまた近くへ二つの目が、隣の野営組を呼んで深夜まで楽しんだ。翌朝峠の茶屋(1,475m)から1時間20分で峰の茶屋避難小屋へ、この分岐から右手朝日岳方向へコースを取る。
峰の茶屋避難小屋から1時間、途中鎖場があり慎重に横切ると大きな岩塊、ペンキの矢印に沿って登るとまもなく稜線に出る、もうすぐ頂上。
この場所は朝日の肩、左の尾根を少し登ると朝日岳山頂(1,896m)展望は抜群。朝日の肩には木製のベンチがあった。
記念写真を撮り下山を始める、朝日の肩でコーヒーを沸かして一服した後峰の茶避難山まで下り、避難小屋で小休止し今度は茶臼岳(1,915m)へ(次ページ那須茶臼岳へ)
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