中央アルプス駒ヶ岳登山2日目。昨夜は最低気温が0℃だったようだ、衣類を着込んで寝たので寒くはなかったが、隣のオヤジのイビキに悩まされ最悪だった、本日の日の出は5時45分頃、ダウンを着てサブザックにカメラと三脚を入れ山頂まで約15分登る、東の空が白々と明るくなってきた、富士山頂がはっきり見える。
甲斐駒ヶ岳の横から眩いばかりの日の出だ。
  
素晴らしいご来光を見ることが出来た、6時に小屋へ戻り朝食を済ませ下山の準備、小屋のご主人には大変お世話になり良い思い出ができた。朝7時さあ出発。
三度頂上まで登り下山開始、次は中岳のピーク。
中岳からの下り、前方に宝剣山荘、その先にこれからトライする宝剣岳。
宝剣岳の麓にS30年ここで遭難死した木曽山林高等学校生の碑がケルンに祀られていた。
妻を宝剣山荘前で待たせ、宝剣岳(2,931m)に向かう
鎖が設置されていた、若いクライマーが軽々登っていく。
    
3点支持でゆっくり登って行くにつれ高所に慣れてきた、眼下は絶壁。
  
鎖はかなり太い、それにしてもこんな場所で鎖を設置できるなんて?電動ドリルを使ったのだろうか?
下山してきたクライマーに撮って頂いた、こんな処で撮っていただきスイマセン。後ろのオバちゃん鎖にしがみついている。
残り3mで頂上の岩にタッチ出来そうだったが、最後のトラバースで危険を感じ登頂断念・・・67才だもんな・・・年のせいにした。昨夜の山小屋のオヤジさんの話を思い出した『今年は8月に韓国人のパーティや日本人の滑落死が多かった』・・・下山しながら振り返る、やっぱり名前の通り宝剣岳はスゴイ。
和合山(2,911m)をバックにして、2013年10月。
同じく和合山(2,911m)をバックにして、1990年10月。時を経ても山は変わらず、あれから23年経ちすっかり年を取ったなあ〜。
千畳敷カールに向かう下山路、今回最後の絶景を撮りまくりました。
2日間の素晴らしい山旅を無事終えた、菅の台駐車場に戻り、すぐ近くの早太郎温泉にある日帰り温泉施設【こまくさの湯】でゆっくり汗を流した、露天風呂に浸かり山あいを遠く見上げると先ほど登って来た千畳敷付近が午後の日を浴びて真っ赤に染まっていた、中央アルプスでの好い休日を終えて帰路に就く。
2013年10月木曽駒ヶ岳登山(1)へ この頁の先頭へ戻る 
次頁 56-2014年5月陣馬山登山

indexに戻る

56-2013年10月中央アルプス木曽駒ヶ岳登山(2)  (1)へ